同期と比べて自分だけが取り残された気がしていたあの頃

同期と自分を比べて、不安になったことはありませんか?私は20代の頃、先輩に褒められる同期を横目に、いつも不安になっていました。今この瞬間にも、当時の私のように不安を感じ、自分だけが取り残されているような気持ちになっている方も多いと思います。

子供の頃からの夢を叶え、全員同じスタートを切った新人時代

私は、看護師になりたいという子供の頃からの夢を叶え、総合病院に就職しました。同期もたくさんいて、就職したての頃はみんなで励ましあい、全員同じスタートを切りました。しかし、働き始めて数ヵ月経つと同期との差が気になり始めます。私がまだ経験していないことを同期は経験していたり、先輩に褒められている場面もありました。先輩と仲良く話しているところを見ただけでも差がついてしまったように感じます。先輩が自分にも笑顔で話しかけてくれると、それだけでなんだか安心したり。そんな毎日を繰り返していました。

上を目指している同期と比べ、自分が恥ずかしい

就職して1年経つと、私たち新人の中でも部署異動がありました。ベテランでなければ勤まらないような知識や経験が必要な部署に異動した同期や、自ら希望を出して自分の働きたい部署に異動となった同期もいました。そのとき、同期たちはみんな仕事への取り組みを認められたり、向上心を持って自ら異動し、さらに上を目指して努力していることを知りました。私はというと、毎日平和に問題を起こさず、「何事もなく1日を終わらせること」を目標にしていたので、そんな向上心のない自分が恥ずかしくなりました。

自分だけ何も変わっていない、「このままでいいのかな」という不安

そのまま私はずっと同じ部署で働き、2年目、3年目となると新しい経験もあまりなく、同期と比べて自分だけが新人の頃から何も変わっていないように感じ、「このままでいいのかな」と不安を感じました。本当は私も、知識や経験が豊富でバリバリ仕事のできる人になりたいです。しかし、私にも後輩ができ、今更なにも分からないところへ行くのは怖いし、自分の仕事の出来なさにもっと不安になるのではないかと思ってしまいます。分からないことを先輩に聞くのも、まだそんなことも知らないの?と言われてしまいそうで、どんどん聞きづらくなってしまいました。

「何事もなく1日が終わる」が1番素晴らしい1日

そんな新人時代を過ごした私ですが、当時を振り返って今思うことは、「何事もなく1日を終わらせること」を目標にしていてよかったということです。仕事を覚えるスピードは人それぞれ違うのは当たり前だし、その日のタイミングによって経験できることは変わります。私が同期たちのように常に上を目指して取り組んでいたら…もしかしたら途中で心が耐えきれなくなって看護師という職業から離れていたかもしれません。「何事もなく1日が終わる」なんて、1番平和で素晴らしい1日だなと思います。今もこうして、看護師という仕事を続けていられるのは、当時の私が何事もなく1日を終わらせられた日を積み重ねてきたからなのだと思います。

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