子育てをしながら看護師の仕事をしている方は多いと思います。私も5人の子供を育てながら看護師として働いていますが、日々「子育てしながら看護師を続けるのはきつい」「この働き方でいいのかな」と悩むことがとても多いです。この記事では、5人の子供を育てながら働く私のリアルな生活と、子育て中の看護師におすすめの働き方を紹介します。
子育てしながら看護師はきつい?
朝のバタバタ
子育て中の看護師にとって、朝の時間はとても慌ただしいですよね。私は毎朝、小学生2人を7時前に送り出し、保育園組3人の支度と自分の支度をしてバタバタと7時半に出発して2ヵ所の保育園に子供たちを送り、そのまま出勤する生活を送っています。毎朝のバタバタがとてもストレスで、本当に本当に憂鬱です。子供たちにも「早くして!」と怒ってしまうことも多く、自分が嫌になることも。そういうとき、いつも働くのって大変、仕事を続けるのがしんどいと思ってしまいます。
夜勤問題
総合病院で働いていたとき、夜勤ありの正社員で勤務していました。夕方~朝までの勤務ですが、その間子供たちをどうするか、悩みました。夫に任せて働こうと思いましたが、夫も仕事があるし、24時間預かってくれる保育園に預けるのは、子供の負担を考えると現実的ではないと思いました。結果、私は自分の実家に夕方の保育園のお迎え~朝保育園に送るところまで頼んでいました。子供はじーじとばーばが大好きなので、嫌がったりすることはありませんでしたが、でもやっぱり夜ママがいないのは寂しいと思う瞬間もあるかもしれないなと思うこともありました。
子供の体調不良
多くの人が1番経験するのが、子供の体調不良ではないでしょうか。子供は本当にすぐ熱を出します。5人の子供を育てていると、1人ずつ順番に移り結局5人全員が体調不良になり、かなり長い期間お休みをもらうということもよくありました。インフルエンザになったときはもう大変です。2週間ほどお休みをもらったところに、最後は自分がインフルエンザになり3週間くらいずっとお休みということも。しかも、なぜかいつも子供より私が1番重症で寝込んでしまうまでがお決まりの流れです。朝、「お休みさせてください」と連絡するのはストレスですよね。本当に本当に気持ちがよく分かります。
子育て中の看護師におすすめの働き方
①訪問看護
訪問看護は、利用者さんの家に訪問して看護を行う仕事です。訪問中は1人の利用者さんのことに集中できるので、病院のような多重業務にならず1人1人に丁寧な看護を行うことができます。訪問と訪問の合間は1人で車移動をするので、1人になる時間があるのも心に余裕をもてるポイントです。
②パート看護師
パート勤務は、正社員と比べて比較的休みやすいのが1番のメリットかなと思います。私が以前勤務していた療養病院では、パート勤務の看護師は自分でシフトを組むことができ、自由に休みを入れることができたので子供の行事などで自由に休むことができ、働きやすかったです。自由にシフトを組める職場はあまりないかもしれませんが、探してみると職場によって違ったやり方がありました。また、短時間の勤務にするなど自分や家族の生活に合わせて働くことができると思うので、生活を守りながら働くのにはパート看護師がぴったりだと思います。
③クリニック勤務
クリニック勤務は、何といっても夜勤がない職場というのが働きやすいポイントです。また、病院が休みの曜日が決まっているところがほとんどなので、予定が立てやすいです。ただ、今までクリニックで勤務した経験のある先輩に話を聞くと、少ない人数で回しているので休みは少し取りづらい、いつも大体同じメンバーで働くので、人間関係が良くないと辛くなってしまうというデメリットがあるとのことでした。しかし自分の得意分野の科を選ぶことができたり、自宅から近いクリニックがいくつかある人も多いと思うので、家から近い職場を探せるのはメリットかもしれません。
④検診センター
検診センターは基本的に日勤のみで、土日休みのことが多い職場です。採血や検診業務が中心になるため、病棟勤務とは仕事内容が大きく変わりますが、子育て中の看護師にとっては働きやすい環境であることが多いです。
⑤企業看護師
企業看護師は企業に勤務し、社員の健康管理や健康相談を行う仕事です。夜勤がなく、土日休みのことが多いのが特徴です。求人数は多くありませんが、子育て中の看護師にとっては生活リズムを整えやすい働き方の一つだと思います。
子育て中の看護師が職場を選ぶポイント
夜勤なし
子育てをしていると、夜の時間帯は家にいたい、夜出勤するのは厳しいという方がほとんどだと思うので、クリニックなどの夜勤がない職場を最初から条件にして探すのがおすすめです。訪問看護では、待機の人が毎日1人いたりすることもあるので、そういった点も確認しておくと働き始めてから「思ってたのと違う」という状況になるリスクを減らすことができると思います。
急な休みを理解してくれる
子育て中は、子供の体調不良で急に休まなければならないことがあると思います。もともと子育て中の看護師が多い職場だと「お互い様だから」と理解してくれることが多いので、子育て中の看護師がどのくらいいる職場かという点ももし知ることができたら安心です。
残業が少ない
子育て中の看護師が気になるのが、残業があるかという点だと思います。子育て中は、保育園の迎えに行く時間が決まっている方も多いので、残業の多い職場を選んでしまうとまた働き方に悩むことになってしまいます。残業があるか、あったとしても自分が許容できるレベルかということは事前にしっかり確認しておきたいところです。
転職サイトを上手に利用する
私も転職したときは、転職サイトを利用しました。転職サイトをみてみると、同じ看護師でも様々な働き方があるんだということに気づきます。その結果、私は総合病院、療養病院、訪問看護ステーションといろいろな職場で働く経験をすることができました。転職することは、とても勇気がいることです。中には、マイナスのイメージを持つ人もいるかもしれません。私も昔はそうでした。今の職場から逃げることになるような気がして、悪いことをするような気持ちになりました。でも、実際に転職してみて思ったことは、マイナスなことでも悪いことでもないということです。総合病院では医師がやっていた技術を、療養病院では看護師がやることもあり新しく技術を習得することができましたし、訪問看護では今までよりもその人の生活に合わせた看護や、家族との関わりという点をたくさん見ることができ、また新たな学びがあったと感じています。転職は、自分のスキルアップにもつながり、メリットがたくさんあります。どんな働き方があるのかな…ということを知るだけでも、とても楽しくてわくわくします。
子育てをしながら働きやすい職場は、病院や職場によって大きく違います。私の周りでも、転職して働きやすくなったという看護師は多くいます。看護師専門の転職サイトでは、子育て中でも働きやすい職場を紹介してもらえることもあるので、気になる方は一度見てみるのもおすすめです。
子育てをしながら看護師として働くのは、本当に大変だと感じることが多いです。私自身も、5人の子供を育てながら働く中で働き方について何度も悩んできました。看護師の働き方には、訪問看護やクリニック、検診センターなどいろいろな選択肢があり、自分が知らない働き方もあるかもしれません。自分や家族の生活に合った働き方を見つけていきたいですね。

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